埴輪(はにわ)とは、王の墓である古墳に立て並べた素焼きの造形です。その始まりは、今から1750年ほど前にさかのぼります。古墳時代の350年間、時代や地域ごとに個性豊かな埴輪が作られ、王をとりまく人々や当時の生活の様子を今に伝えています。なかでも、国宝「埴輪 挂甲(けいこう)の武人」は最高傑作といえる作品です。
この埴輪が国宝に指定されてから50周年を迎えることを記念し、全国各地から約120件のよりすぐりの至宝が空前の規模で集結します。素朴で「ユルい」人物や愛らしい動物から、精巧な武具や家まで、埴輪の魅力が満載の展覧会が、東京国立博物館では約半世紀ぶりに開催です。
詳細
10月16日(水)~12月8日(日)
月曜日休館(ただし11月4日は開館)、11月5日(火)は本展のみ開館
台東区・東京国立博物館(平成館)
一般2,100円、大学生1,300円、高校生900円、中学生以下無料
問い合わせ
ハローダイヤル 050-5541-8600
公式サイト https://haniwa820.exhibit.jp/
*開催情報が変更になる場合があります。最新情報は、問い合わせ先や公式サイトでご確認ください。